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谷川岳 (土合駅から土樽駅へ縦走)
山リスト
月日と天気
2012年8月29日(水) 晴れ
場所
谷川岳山 1977m 一ノ倉岳 1974.2m 茂倉岳 1977.9m
行程
群馬県 土合駅−<巌剛新道>−谷川岳−一ノ倉岳−茂倉岳−土樽駅
行動時間
8時間09分 (6:58〜15:07) (参考 地図上のCT 8時間45分)
装備
一般装備
その他
以前から歩きたいと思っていたルートです。
山登りをに初めて数年が経った頃、『縦走がしてみたい!』と思いました。
皆さんもそんな事を思った事がありませんか?
そんな時期に地図を眺めていて『歩けそう!』と思ったルートです。
結果的にはその頃に歩かなくてよかったと思っています。
その頃では絶対にCTでは歩けませんから・・・
だって帰りの電車の本数が少なすぎます!
定期列車は
土樽発 6:29 8:29 12:16 15:21 18:11
ですからね。
最悪の場合は越後湯沢行き20:53で越後湯沢へ。
そこから新幹線で上毛高原へ。そしてタクシーで土合駅。
でもこの手段を使うなら越後湯沢で宿に泊まったほうが安上がりです。
3:30 自宅を出発。
近くの24hスーパーで食材を購入して伊勢崎ICから高速へ。
水上ICから一般道で土合駅へ。
6:45 土合駅に到着。
駅前広場に車を停めましたが平日なので他の車は数台。
6:58 スタート。
この時間のスタートではCTからして土樽15:21発は間に合いません。
でも乗るつもりで歩きます。
どこからくるのか妙な自信・・・
7:06 土合橋。ここから蓬峠へ方面へは進まず、車道を歩いてロープウェイ方面へ。
7:19 ロープウェイはまだ営業前。
通常の平日は8:00からなんですよね。
それを知っているのか?知らないのか?ロープウェイを待つ人がいました。
7:28 西黒尾根登山口。
ロープウェイを過ぎると登山指導センターがあります。
そこで登山届けを提出しました。
西黒尾根は登っているのでPASSして先に進みます。
7:44〜55 マチガ沢。
駐車スペースはベンチが置かれています。
谷川岳登山指導センター下〜一ノ倉沢の通行止め期間は6/30(土)17:00〜11/4(日)17:00です。
通行止め期間は乗合タクシーが運行されているみたいです。
さて巌剛新道へ!
8:17 登り始めは急坂はありません。
所々で水が流れている場所があり滑りやすかったです。
振り返ると白毛門、笠ヶ岳が見えます。
あっちの縦走も頭の片隅にあるんですけどね。
8:29 マチガ沢が見える場所もあります。
8:35 急坂!断続的に出てきます。
残暑の厳しい日だったので大汗!
8:49 グングン高度を稼ぎます。
8:59 鎖場。
9:01 連続して鎖場。
この後も梯子と鎖がありますが、ホールドや足場がしっかりしているので問題なしです。
9:10
9:14 ラクダのコル。西黒尾根に出ました。
休憩場所を探して少し進みます。
9:17〜28 休憩。
この日は富士山が見えました!
8月の谷川なのにラッキー!
9:33 鎖場。西黒尾根は過去に2回登っているのでサクサクと登ります。
9:41 標高2000m無いのに森林限界を超えているのは相当に厳しい環境なんでしょうね。
9:56 西黒尾根で私の嫌いな場所。
岩がツルツルに磨かれています。足場を選んで歩きます。
10:09 西側の山々が見えるとテンションアップ!
あちらへ縦走したい・・・
10:15 双耳峰の谷川岳。
10:21 ロープウェイ方面から続々と登ってきます。
ここからオキの耳までは別世界。
時間に余裕が無いので肩の小屋へは寄りません。
10:25〜35 トマの耳。
遠くに北アルプス♪山名は定かではありませんが白馬方面です。
茂倉岳と一ノ倉岳。気持ち良さそうな稜線♪
10:46 オキの耳。
どこまでも山、山、山!
テーブルみたいな苗場山。
10:51 オキの耳は写真だけ撮って先を急ぎます。
この鳥居から先は歩いた事のない道。
ドキドキですが、快適な稜線上の道と思っていました。
10:53 鎖があるなんて!
それに結構下るし、一ノ倉岳への登り返しも・・・
谷川岳と一ノ倉岳の標高がほぼ同じですから下った分だけ登るんですよね。
11:01 一ノ倉岳まで、こんな快適な道は少ないです。
11:11 ノゾキ。凄い眺め!
一ノ倉の壁の上を歩いています!
壁は登れないけど・・・上は歩けます・・・
11:17 鞍部から一ノ倉岳。
思いのほか急坂!でも距離が短いので楽勝!?
11:24 見事に一ノ倉沢側は切れ落ちています。
これの雪バージョンが見てみたいけど絶対に無理。
11:32 一ノ倉の避難小屋。1〜2人用。
一ノ倉岳山頂。
一ノ倉の壁はあまりにも有名な場所ですが、山頂は通過点の様な場所でした。
中芝新道の分岐点でもありますが、こちらは難路・熟達者の道です。
茂倉岳から続く馬蹄型縦走路がバッチリ見えていました。
11:38 谷川岳から見て快適そうにみえた稜線。
やっぱり登りは快適そうに見えない・・・
この日の山歩きで驚いたのは、茂倉新道は谷川主稜線が間近に見える事。
自分の中のドMな部分が喜んでいましたよ。
11:49 茂倉岳。
谷川岳には登山者が沢山いるけどここは私だけ。
この先、土樽駅まで誰にも会いませんでした。
山頂は暑いので茂倉岳避難小屋で休憩する事にしました。
あと10分の我慢。
はるか下に関越自動車道と土樽駅が見えます。
あそこまで下ります。時間制限(15:21発)付きで!
11:57〜12:37 茂倉岳避難小屋で休憩。(外トイレあります。)
避難小屋の中は暑いと思っていましたが、外より快適に過ごせましたよ。
歩いて数分の水場。
チョロチョロでしたが冷たくて美味しかったです。
小屋内部はとてもきれいに使われています。
満腹になったら後半戦です。
まずは先に見えている矢場ノ頭まで下ります。
快適そうな下りの道ですが笹の刈り払い後だったので
下の石や岩が判りづらくて滑りやすかったです。
12:52 振り返ると避難小屋があんなに小さくなっていました。
これを登りに使うのは辛そうです。
とは思うものの巌剛新道を登った奴に言われたくは無いですよね。
谷川主稜線。
13:16〜21 休憩。
ここから樹林帯へ突入!
十分に堪能した眺めをここでもう一度堪能してから下りました。
13:25 下り始めは樹林帯から抜ける所もあります。
13:29 歩き易い道も大きな木が出てくると一変します。
13:34 木の根の露出があり歩きにくい!
ペースが上がらない・・・でも下りはいつもペースが上がらないから関係ないかな?
13:51 木の根の露出も長い距離は続きません。
14:08 あとどの位の距離を歩くのかGPSで確認しながら歩いていました。
ポイントになる地点がないと紙の地図では居場所が大きくずれる時がありますからね。
こんな時はGPSが便利!
でもバッテリーの管理をしっかりしないと宝の持ち腐れになります。
14:20〜28 道の真ん中で休憩。
高速を走る自動車の音が聞こえているのでゴールは近いと・・・
電車の時間まで1時間もあるし余裕を出してしまいました。
14:35 土樽駅の文字。
でもね、まだまだなんですよ。
14:37 広い広場。
この少し先から舗装道路を歩きます。
高速の土樽PAの脇を通ります。
14:42 振り返ったところ。正面の山から下りてきました。
この青い橋を渡った所が蓬新道との分岐点。
そしてここから土樽駅までCTで20分です。
14:51〜56 ここの広場には水場があります。
顔を洗ってサッパリ!
14:58 ガードをくぐります。
15:01 橋を渡ります。
歩いてきた道を直進すると駅へは行けません。
15:02 橋を渡り左へ進むとバス停があります。
ちなみにこのバス停名は『蓬橋』。越後湯沢行のバスが数本出ています。
15:06 土樽駅。どうにか15:21発の電車に間に合いました。
待合室にジュースの自動販売機があります。
迷わずコーラを買って一気飲み!
電車に乗り込むと座席はいっぱいでした。
ガラガラの電車を想像していたのでビックリ!
約8時間歩いて来た区間を電車では約10分です。
清水トンネルを走るので車窓は楽しめません。
15:32 土合駅に到着。
車は駅前に停めてあるので直ぐに着替えて帰路につきました。
群馬から新潟への道は他にもあるので今度は別のルートで歩いてみようと思っています。
2012年8月29日 谷川岳 (土合駅から土樽駅へ縦走)
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